結論:バレンタインにおうちで遊ぶカップル向けゲームは、会話が弾むゲーム(質問カードや「わたしのこと、どれだけ知ってる?」クイズなど)と、ふたりでチームを組むゲーム(2人で解くマーダーミステリーや2人用のカードゲームなど)を1つずつ組み合わせるのがおすすめです。時間は2〜3時間ほど見ておき、ゲームに使うとき以外はスマホをしまいましょう。それだけで、いつもの「ごはんと映画」とはひと味違うおうちデートになります。
ちょっとした場面(作り話です):ローテーブルの片側にはテイクアウトの容器が寄せられ、反対側はコピーした証言書でいっぱいです。彼女は「バーテンダーは時刻についてうそをついている」と確信しています。彼は「バーテンダーはただのミスリードだ」と言い張り、同じレシートを何度も指でたたきます。22時40分、ふたりはようやく犯人を1人に決め、封をした封筒を一緒に開けると、同時にしゃべり出しました。今年いちばん言い合った夜なのに、ふたりともずっと笑顔でした。
この記事のポイント
- おうちで過ごすバレンタインのゲームナイトは、会話のきっかけになるゲームと、並んで一緒に遊ぶゲームの2本立てがうまくいきます。
- 対戦型より、ふたりで謎に挑む協力型のほうが、ロマンティックな雰囲気になりやすいです。
- カップル向けのおすすめゲームの多くは、紙、トランプ、スマホがあれば十分です。
- 謎解きが好きなふたりなら、2人で遊べるマーダーミステリーが「メインイベント」にぴったりです。夜をまるごと楽しめて、終わったあとも話題が尽きません。
日本のバレンタインは、チョコレートを贈る日というイメージが強いかもしれません。でも、チョコを渡したあと、そのままふたりでおうちでゆっくり過ごす夜にも、ちょっとしたゲームがあると会話がぐっと弾みます。
カップルで楽しむ会話ゲーム
よく知っているはずの相手について、新しい発見がある。それが会話ゲームの魅力です。付き合いはじめたばかりのふたりにも、20年連れ添ったふたりにも向いています。
わたしのこと、どれだけ知ってる?
- それぞれ、自分についての質問を紙に10個書きます(「8歳のころ、何になりたかった?」「落ち込んだときに食べたくなるものは?」など)。
- 紙を交換して、相手の質問に答えを予想して書きます。
- 紙を戻して答え合わせをし、正解1つにつき1点。負けたほうがデザート担当です。
- 人数:2人
- 時間:20〜30分
- 準備:紙とペン
恋に落ちる36の質問
心理学者アーサー・アロンの有名な研究では、だんだん踏み込んだ内容になっていく36の質問のリストを使い、ふたりの距離を縮めようとしました。このリストをバレンタインの恒例にしているカップルも少なくありません。交代で質問して答え、気恥ずかしい質問も飛ばさずに。1時間ほど見ておきましょう。
究極の選択(カップル編)
ふたりの生活にまつわる「究極の選択」を交代で出し合います。「ネットのない山小屋で1か月過ごすのと、毎週ちがう街で1か月過ごすの、どっちがいい?」。気軽ですぐに遊べるので、夜のはじまりにぴったりです。
スマホで遊ぶ質問カード
質問を自分で考えるのが面倒なら、Pairo: Questions & Card Games(Google Play版もあります)を使ってみてください。カップル、友だち、家族向けの会話カードゲームで、スマホを交互に渡してカードを引き、正直に答えるだけです。メインのゲームの前、食事をしながら遊ぶのに向いています。
ふたりで過ごすマーダーミステリーのおうちデート
ふたりとも謎解きや実録犯罪のポッドキャスト、刑事ドラマが好きなら、バレンタインの夜の「メインイベント」はマーダーミステリーで決まりです。大人数が必要なパーティー形式のマーダーミステリーとちがい、事件ファイルは一緒に調べる資料の束なので、2人でも問題なく遊べます。
事件ファイルで過ごす夜の流れ
- 印刷して準備:資料を印刷し、封をした封筒や解決編は閉じたままにしておきます。
- 読んで分担:証言書をふたりで分けて読み、内容を相手に説明し合います。同じ証言でも、人によって読み方がこんなにちがうのかと驚くはずです。
- タイムラインを作る:レシート、記録、時刻をテーブルの上に時系列で並べます。たいていの事件は、ここで突破口が開けます。
- 犯人を告発:犯人を1人に決め、その理由を書き出してから解決編を開きます。
Forgotten Mysteryの印刷して遊ぶコールドケースファイルは1〜6人向けのPDFなので、2人でも問題なく遊べます。所要時間はどれも2〜3時間ほど。1994年のニューオーリンズのジャズクラブが舞台の最後のアンコールは、キャンドルを灯した夜に似合う雰囲気のある事件です。スマホで遊びたいなら、Cold Crime: Murder Mystery(Google Play版もあります)がおすすめです。被害者のスマホを調べて殺人事件を解くゲームで、事件はすべて無料です。
オンラインの事件からボードゲームまで、ほかの選択肢はカップル向けおすすめマーダーミステリーゲームの記事で紹介しています。
デートらしい雰囲気にするコツ
- 部屋の照明を落とし、証拠の上だけデスクライトで照らしましょう。それだけで探偵事務所の気分になります。
- 事件の舞台に合わせた「事件ディナー」を用意しましょう。ニューオーリンズの事件ならガンボやジャンバラヤ、1970年代の事件ならアメリカンダイナー風のハンバーガーなど。
- 解決編を開く前に、犯人が誰かちょっとした賭けを。負けたほうが洗い物担当です。
ふたりで遊べるカードゲームと紙とペンのゲーム
トランプは、いちばん安上がりなデートのグレードアップ道具です。ここで紹介する定番ゲームは誰でも自由に遊べるもので、数分でルールを覚えられます。
ジン・ラミー
1人10枚ずつカードを配ります。山札から引いて1枚捨てながら、セット(同じ数字3〜4枚)とラン(同じマークの連続した3枚以上)を作っていきます。手元に残ったカードの点数が少なくなったら「ノック」して、点数の差を得点にします。おしゃべりしながら遊べるくらい、のんびりしたゲームです。
- 人数:2人
- 時間:20〜40分
スピード
中央の2つの山に、数字が1つ上か1つ下のカードをどんどん出していき、先に手札をなくしたほうが勝ちという、スピード勝負のにぎやかなゲームです。短時間で熱くなりたいとき、思いきり笑いたいときに。
見ないで似顔絵
紙とペンを持って向かい合って座ります。2分間、自分の紙を一度も見ずに相手の顔を描きます。描けたら見せ合って、笑わずにいられるか挑戦です。よく描けたものは取っておきましょう。お店で買うどんなカードよりすてきなバレンタインのメッセージカードになります。
ラブレター宝探し
ひとりが家のあちこちに短いメモを5枚隠します。それぞれのメモには、次の隠し場所を示すなぞなぞを書いておきます。最後のメモは小さなプレゼントやデザートの場所へ。準備は15分ほどで、サプライズで夜をスタートさせるのにぴったりです。
カップル向けバレンタインゲーム比較表
| ゲーム | 人数 | 時間 | 準備 | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|---|
| わたしのこと、どれだけ知ってる? | 2人 | 20〜30分 | 紙とペン | 楽しく夜をスタート |
| 恋に落ちる36の質問 | 2人 | 約1時間 | リストを印刷するか開く | じっくり深い会話 |
| Pairoの質問カード | 2人以上 | 好きなだけ | アプリをダウンロード | 食事をしながらの会話 |
| コールドケースファイル(PDF) | 1〜6人 | 2〜3時間 | 印刷 | 謎解き好きのふたり、メインイベント |
| Cold Crimeアプリ | 1人以上 | 事件による | アプリをダウンロード | プリンターなしで手軽に推理 |
| ジン・ラミー | 2人 | 20〜40分 | トランプ | 話しながらのんびり |
| ラブレター宝探し | 2人 | 20分 | メモを隠すのに15分 | サプライズのオープニング |
おうちで過ごすバレンタインの夜、モデルプラン
- 19:00:宝探しスタート。ゴールは食卓です。
- 19:30:質問カードや「究極の選択」で話しながらディナー。
- 20:30:メインのゲーム。マーダーミステリーの事件か、ジン・ラミーを数ゲーム。
- 22:30:解決編(または勝者)を発表し、来月のゲームナイトの計画を立てます。
よくある質問
バレンタインにおうちでカップルが楽しめるゲームは?
「わたしのこと、どれだけ知ってる?」や恋に落ちる36の質問、質問カードのアプリといった会話ゲームに、2人で解くマーダーミステリー、ジン・ラミー、ラブレター宝探しのようなチームで楽しむゲームを組み合わせるのがおすすめです。
マーダーミステリーゲームは2人だけでも遊べますか?
はい。事件ファイル型のゲームは役を演じるのではなく資料を調べるゲームなので、2人でチームを組んで遊べます。Forgotten MysteryのコールドケースファイルのPDFは1〜6人向けです。
お金をほとんどかけずにできるカップル向けのバレンタインの過ごし方は?
見ないで似顔絵、ラブレター宝探し、「究極の選択」、ジン・ラミーやスピードのようなトランプゲームなら、紙とペン、またはトランプ1組があれば遊べます。
バレンタインのゲームナイトはどのくらいの時間が目安ですか?
2〜3時間がちょうどいい目安です。短いゲームで場を温め、会話をしながら食事をして、最後にふたりで長めのゲームを1つ遊びましょう。
デートには対戦型と協力型、どちらのゲームが向いていますか?
どちらも楽しめますが、ふたりで何かを一緒に解く協力型のほうが、たいていは温かい雰囲気が続きます。対戦型のカードゲームは、最後に短く1ゲームだけ遊ぶのがおすすめです。