結論:家族やみんなで盛り上がるクリスマスゲームは、1分で誰でも参加できるシンプルなものが一番です。たとえば奪い合いOKのプレゼント交換(ホワイトエレファント)、右・左のプレゼント回しゲーム、クリスマス・ジェスチャーゲーム、フィッシュボウルなど。じっくり遊べる夜なら、謎解きや推理ゲームを足しましょう。子どもには印刷して遊ぶクリスマスの脱出ゲーム、大人には12月いっぱいかけて解くアドベント殺人ミステリーがおすすめです。
たとえば、こんな場面(よくある光景をもとにした作り話です):クリスマス前の土曜日。リビングにはシナモンとラッピングテープの匂いが漂っています。12人がなんとなく輪になって座り、それぞれ包んだプレゼントを手にしています。誰かが「右」と「左」がやたらと出てくる物語を読み上げ、その言葉が出るたびにプレゼントが回っていきます。3段落目に入るころには、叔母の恵子さんの手元にプレゼントが4つもたまり、笑いすぎて誰にも渡せません。中身が何だったかは、あとで誰も覚えていません。でも、あの物語のことはみんな覚えています。
この記事のポイント
- 記憶に残るのは、ちょっとした大騒ぎが起きるゲームです。プレゼントを奪われた瞬間、とんでもない珍回答、残り数秒で解けた暗号。
- 年齢がばらばらなら、読む速さや反応の速さだけで勝負が決まらないゲームを選びましょう。チーム戦にすると公平になります。
- 大人数のクリスマス会にはチーム戦かプレゼント交換を。少人数の家族の夜なら、時間のかかる謎解きも楽しめます。
- 準備なしで遊べるゲームを1つと、事前に準備しておく「メインイベント」のゲームを1つ用意しておくと安心です。
- 推理ゲームや脱出ゲームなら、家族の夜が「勝ち負け」ではなく「みんなで目指すゴール」になります。いとこ同士が張り合いがちな家族にぴったりです。
準備なしで遊べるクリスマスゲーム
奪い合いOKのプレゼント交換(ホワイトエレファント)
アメリカでは「ヤンキースワップ」とも呼ばれる、ひとひねりあるプレゼント交換です。全員があらかじめ決めた予算内でプレゼントを1つずつ包んで持ち寄ります。
- くじを引いて順番を決めます。
- 1番の人が山の中からプレゼントを1つ選んで開けます。
- 次の人からは、新しいプレゼントを開けるか、すでに開いているプレゼントを奪うかを選べます。奪われた人はもう一度選び直します。
- 1つのプレゼントを奪えるのは3回まで、といったルールを決めておきましょう。そうしないと永遠に終わりません。
- 人数:6〜30人
- 時間:30〜60分
- 対象年齢:10歳以上(小さな子はプレゼントを奪われると泣いてしまいがちです)
右・左のプレゼント回しゲーム
全員が小さなプレゼントを持って輪になって座ります。進行役が「右」と「左」がたくさん出てくる短い物語を読み上げます。「左」が聞こえたらプレゼントを左へ、「右」が聞こえたら右へ回します。物語が終わったときに持っていたプレゼントが自分のものです。物語は10分もあれば自分で書けます。ばかばかしい話ほど盛り上がります。
- 人数:6〜25人
- 時間:10分
- 対象年齢:5歳以上
クリスマス・ジェスチャーゲーム
2チームに分かれ、制限時間は1分、声を出すのは禁止です。「うっかり猫をラッピング」「鼻かぜをひいたルドルフ」「からまったイルミネーションをほどく」といったお題や、クリスマス映画のタイトルを紙に書いて用意しておきます。小さな子は大人とペアで演じるとうまくいきます。
紙とペンで遊べるクリスマス会のゲーム
フィッシュボウル(クリスマス版)
全員がクリスマスにちなんだ言葉を3つ(人、もの、場所)紙に書いて、ボウルに入れます。チームで同じ紙を使って3ラウンド遊びます。1ラウンド目は自由に説明、2ラウンド目は一言だけ、3ラウンド目は声を出さずにジェスチャーで。3ラウンド目には「お隣さんの巨大なビニール製サンタ」がたった1つの身ぶりで伝わり、部屋じゅうが大笑いになります。
- 人数:6〜30人
- 時間:45分
- 対象年齢:8歳以上
クリスマスソングお絵かきクイズ
1人がクリスマスソングの曲名を受け取り、大きな紙に絵だけで描きます。文字や数字は使えません。チームのメンバーはそれを見て曲名を当てます。「きよしこの夜」の「きよし」をどう描くか考えるだけでも、思った以上に頭を使います。大人や中高生に向いています。
クリスマス版「5つ言えるかな」
「トナカイの名前を5つ」「ツリーに飾るものを5つ」「クリスマス映画を5つ」のようにお題を読み上げ、指名された人は15秒以内に5つ答えます。このゲームでは、大人より子どものほうが速いこともよくあります。
クリスマスの推理ゲームと謎解き
パーティーゲームはにぎやかで短いのが特徴です。謎解きや推理ゲームはその反対で、みんなで同じテーブルをのぞき込み、1つの答えを目指し、解けた瞬間に一緒に喜びます。だからこそ、いとこ同士がたまには同じチームになってほしい家族の夜にぴったりです。(衣装や配役まで用意する本格的なマーダーミステリーパーティーを計画しているなら、クリスマスのマーダーミステリーパーティーのアイデアをまとめた別の記事をどうぞ。)
おうちでクリスマスの脱出ゲーム
印刷して遊べる脱出ゲームなら、リビングが制限時間つきのチャレンジの舞台になります。進行役が封筒を隠し、参加者は謎を1つずつ解いて、次の封筒を開けるコードを手に入れていきます。
- ほっきょくゆうびんの大ピンチ(8歳以上、2〜8人、約60分):吹雪のせいでサンタの郵便室はめちゃくちゃに。最後の袋の手紙を仕分けて、真夜中までにそりの郵便ハッチを開けます。あて先の仕分け、ぴったりの金額にする切手、キャンディケーンのしまもようのモールス信号、プレゼント交換の輪といった謎が入っています。
- おもちゃ工場レスキュー(5〜9歳、2〜8人、約45分):クリスマスイブにサンタのおもちゃマシンが止まってしまい、小さな妖精たちが助けを求めています。数字で色ぬり、形、数あそび、点つなぎが中心で、読む文字はほんの少しなので、小さな子でも遊べます。カラープリンターが必要です。
年齢がばらばらな家族へのコツ:計算の大半は大人が担当するとしても、子ども一人ひとりに「守って開ける係」の封筒を1つずつ任せましょう。
24日間のアドベント殺人ミステリー
ゆっくり解く謎解きが好きな大人や中高生には、ホリーブルックの聖夜がおすすめです。チョコレートの代わりに毎日1問のパズルが入ったアドベントカレンダーです。毎日(10〜20分)のパズルから手がかりが1つわかり、クリスマス市を訪れた500人の名簿から名前を消していきます。そしてクリスマスイブには、ちょうど1人の名前だけが残ります。対象は12歳以上で、一人でも遊べますし、12月の毎朝、朝食のテーブルで家族と一緒に解くこともできます。
クリスマス村の人狼ゲーム(マフィア)
印刷なしで推理ゲームを楽しみたいなら、人狼(海外ではマフィアとも呼ばれます)をクリスマス仕立てにしてみましょう。「グリンチ」役が毎晩こっそりプレゼントを1つずつ盗み、村人たちは昼のあいだに誰を村から追い出すか話し合います。10歳以上、7〜20人で遊べます。
大人向けのクリスマスゲーム
子どもたちが寝たあと、大人だけになると、もう少し勝負っぽいゲームや、もう少し会話が弾むゲームが好まれます。
- 2つの本当と1つのうそ(クリスマスの思い出編):話す内容はすべて過去のクリスマスについてのことに限定します。オーナメントを本当に割ったのは誰だったのか、思わぬ告白が飛び出すかもしれません。
- 逆ジェスチャーゲーム:チーム全員が演じ、1人だけが答えます。ホットワインを片手にすると、さらににぎやかで笑えます。
- スマホを回して遊ぶゲーム:Liary(Google Play版もあります)は、1台のスマホを回すだけで6種類のパーティーゲームが遊べるアプリです。誰もカードを用意していなかったときに便利です。
クリスマスゲーム比較表
| ゲーム | 人数 | 時間 | 準備 | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|---|
| 奪い合いOKのプレゼント交換 | 6〜30人 | 30〜60分 | 全員がプレゼントを1つ持参 | 職場や友人とのクリスマス会 |
| 右・左のプレゼント回し | 6〜25人 | 10分 | 物語を書くか印刷する | 親戚の集まり、全年齢 |
| クリスマス・ジェスチャーゲーム | 6〜30人 | 20〜40分 | 5分(お題の紙) | 年齢がばらばらなグループ |
| フィッシュボウル | 6〜30人 | 45分 | 5分(お題の紙) | 大人数、中高生と大人 |
| クリスマスソングお絵かきクイズ | 4〜16人 | 20〜30分 | 大きめの紙 | 中高生と大人 |
| ほっきょくゆうびんの大ピンチ | 2〜8人 | 60分 | 印刷、切り取り、封筒に分ける | 家族の夜、8歳以上 |
| おもちゃ工場レスキュー | 2〜8人 | 45分 | カラー印刷、封筒 | 小さな子ども、5〜9歳 |
| ホリーブルックの聖夜 | 一人でも家族でも | 1日10〜20分 | 印刷 | 大人と中高生、12月いっぱい |
クリスマスのゲームナイト、かんたん進行プラン
- 到着したら:みんながそろうまで、「5つ言えるかな」やジェスチャーゲームで場を温めます。
- メインイベント:子どもがいる家族なら脱出ゲーム、大人のクリスマス会なら奪い合いOKのプレゼント交換を。
- しめくくり:小さなお菓子を使った右・左のプレゼント回しで、全員が何かを持って帰れるようにします。
どのクリスマスゲームも、2つのルールでぐっと楽しくなります。説明は1分以内にすること、そしていちばん年下の人から始めることです。
よくある質問
家族みんなで楽しめるクリスマスゲームは?
右・左のプレゼント回し、クリスマス・ジェスチャーゲーム、家族向けの脱出ゲームが特におすすめです。子どもと大人が同じチームで遊べて、速く読めなくても困らないからです。
大人数のクリスマス会で盛り上がるゲームは?
奪い合いOKのプレゼント交換、フィッシュボウル、ジェスチャーゲームなら、20〜30人でも問題なく遊べます。チームごと、または全員で1つの輪になって同時に参加できるからです。
大人が楽しめるクリスマスゲームは?
奪える回数をきっちり決めたプレゼント交換、逆ジェスチャーゲーム、クリスマスの思い出で遊ぶ「2つの本当と1つのうそ」、そしてマーダーミステリーや人狼のような正体を隠すゲームが、大人のグループで人気です。
クリスマスに家で脱出ゲームはできますか?
はい、できます。印刷して遊べる脱出ゲームキットには、謎と進行ガイドがそろっています。印刷してページを封筒に分け、タイマーをスタートするだけです。時間はたいてい45〜60分です。
アドベント殺人ミステリーとは何ですか?
アドベントカレンダーの形をしたパズルブックです。12月の毎日1問ずつパズルを解き、そのたびに犯人に近づく手がかりがわかります。解答はクリスマスイブに明かされます。